2009 年 6 月 11 日

サーバー(FreeBSD 7.2)の省電力化

Filed under: サーバー運営,日記 — わぴこ @ 1:40 AM

というわけで今回はサーバーを省電力化してみました。
ぐぐってみるとpowerdというコマンドでCPUの周波数をコントロールして省電力化できるということなので
CPUの周波数をモニタリングするスクリプトを作って早速テストしてみました。

sysctl dev.cpu.0.freq_levelsで調べてみるとこんな感じでした。
sv1# sysctl dev.cpu.0.freq_levels
dev.cpu.0.freq_levels: 2000/89000 1750/77875 1500/66750 1250/55625 1000/44500 75
0/33375 500/22250 250/11125
FreeBSDさんの言い分が正しければ 2GHz時?89000mW->89W だそうです。
な、なんだってーー(AA略

#powerd -a adp -n adp
でテストしてみるとあまり周波数が落ちなかったのでオプションをいじって最適化してみました。
#powerd -a adp -n adp -i 40
で周波数が250MHzまで落ちるようになりましたがすぐに1.5GHzを突破してしまうのでよくありません。
ポーリング時間を長くもしてみましたが今度は周波数が下がらなくなるので無意味でした。
さらにぐぐってみるとpowerd自体を改造する方法が載ってました。

さっそくソースを落として改造しました。
最低周波数と最高周波数のオプションを追加
最低周波数はsysctlでも設定できるので不要ですがめんどくさいので搭載。
最高周波数を設定して1.5GHzに抑えて運用する案を考えました。
これでテスト・・・せっかく2GHzまでいけるのに1.5GHzじゃなんだかなあ・・・

そんなわけでさらに改造することに(ぉぃ
周波数アップ側のアルゴリズム??をいじりました。
負荷が90%を超えると2倍になる設定を破棄して負荷が100%以上の時は100%で計算するようにしました。
テストすると・・・すぐに周波数が落ちる割になかなか上がらない仕様になりました。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!
?  _,,….,,_            _人人人人人人人人人人人人人人_
.-“::::::::::::`::..、          >ゆっくりあがっていってね!!! <
ヽ:::::::::::::::::::::::::::`’::.、       ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
 |::::::;ノ´ ̄\:::::::::::\_,. -‐ァ
 |::::ノ   ヽ、ヽr-r'”´  (.__
_,.!イ_  _,.ヘーァ’二ハ二ヽ、へ,_7 
::::::rー”7コ-‐'”´    ;  ‘, `ヽ/`7 
r-‘ァ'”´/  /! ハ  ハ  !  iヾ_ノ  
!イ´ ,’ | /__,.!/ V 、!__ハ  ,’ ,ゝ
`!  !/レi’ (ヒ_]     ヒ_ン レ’i ノ
,’  ノ   !'”    ,___,  “‘ i .レ’
 (  ,ハ    ヽ _ン   人!
,.ヘ,)、  )>,、 _____, ,.イ  ハ
某ゲームみたいにふきだしが上がっていくことはありません(笑

これなら最低周波数を250MHzにしても大丈夫な予感。
とりあえずこの設定で様子を見てみることにします。
#powerd -a adp -n adp -i 20
瞬発力の無いもっさり仕様になりましたがまあ大丈夫でしょう。
なお、ワットチェッカーとかは持っていないので効果はわかりません。

Jcode.pm
㌧㌦とかの文字が?に化けるのでソースからインストールしました。
インストール後にJcode.pmの以下の部分を変更して
$USE_ENCODE = ($] >= 5.008001);
変更後
$USE_ENCODE = ($] >= 15.008001);
旧変換システムを使うようにすれば化けないようになります。
副作用がありそうな気もしますがまあ気にしない方向で。

2009 年 6 月 8 日

FreeBSD 7.2でRSA-PCI2/P4

Filed under: サーバー運営,パソコン,日記 — わぴこ @ 9:35 PM

FreeBSD 7.2でRSA-PCI2/P4を使うにはpucで認識させないといけません。
ということでまずはDEVICE pucでカーネルを再構築。認識しました。
uart0-uart3で認識されます。
しかし通信できません・・・文字化けです。設定は正しいのに文字化けなのでソースとにらめっこです。
前回のことがあったので文字化けは想定の範囲内のことです。

pucdata.cをeeで開きます。
4.11のときとは違っています。適当にそれっぽいところを変更します。

変更前
??????? {?? 0x1415, 0x9501, 0xffff, 0,
??????????? “Oxford Semiconductor OX16PCI954 UARTs”,
??????????? DEFAULT_RCLK,
??????????? PUC_PORT_4S, 0x10, 0, 8,
??????? },
変更後
??????? {?? 0x1415, 0x9501, 0xffff, 0,
??????????? “Oxford Semiconductor OX16PCI954 UARTs”,
??????????? DEFAULT_RCLK * 8,
??????????? PUC_PORT_4S, 0x10, 0, 8,
??????? },

なぜx8なのかというと
RSA-PCI2/P4の水晶が14.745MHzを16450の基準発振周波数1.8432MHzで割ると約8になるからです。
このへんはWikipediaを読んでください。
もしほかのボードでもFreeBSDで文字化けする場合は基板の水晶の発振周波数を参考にソースをいじるといいでしょう。

俺様メモ
/dev/cuad* sio*
/dev/cuad*.init
/dev/cuau* uart*
/dev/cuau*.init
#stty -f /dev/cuad*.init 9600
動作テスト #cu -l /dev/cuad*
~.[RET]で終了

SCSI
見事に落ちました_| ̄|○リセットかかりまくってました。
これはPCIが悪いのかなあ・・・ボードがちゃんと刺さっていないとか・・・
ケーブルをワイドのものに取り替えて変換アダプタを使いました。ターミネーターもついているので安心??
とりあえずログを載せておきます。
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: Data Parity Error has been reported via PERR#
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: PCI error Interrupt at seqaddr = 0xffff
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: Signal System Error Detected
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: Received a Master Abort
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: Received a Target Abort
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: Signaled a Target Abort
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: Data Parity Error has been reported via PERR#
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: ahc0: WARNING no command for scb 253 (cmdcmplt)
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: QOUTPOS = 236
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: (da0:ahc0:0:0:0): Synchronize cache failed, status == 0xb, scsi status == 0x0
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: Cannot dump. No dump device defined.
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: Automatic reboot in 15 seconds – press a key on the console to abort
Jun? 8 05:33:31 sv1 kernel: Rebooting…

データはたいしたものは壊れてませんでした。
7.2だとfsckのログが残るみたいなのでいいですね。

度々サーバーを落としてすみません

Filed under: お知らせ,サーバー運営,パソコン,日記 — わぴこ @ 1:22 AM

サーバーを落としまくってすみません。RAID1を構築してました。
構築が完了するまでまだ時間がかかると思います。(現在はリビルド中)
完了するまではディスクアクセスの関係で動作が遅くなると思います。
ATA100->UltraSCSIまで落ちたので完了しても遅いですが・・・
UltraSCSIはあまりいい印象が無いですね。この規格のせいでいつもトラブってました。・゚・(ノД`)・゚・。
I/FはAHA-2940U2Wで昔ファイルサーバーに使っていた奴です。
ボードの信頼性はU2SCSIならまあまあよかったです。

起動時にSCSIがエラーを吐くので少し心配ですがまあ大丈夫でしょう。
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: Waiting 5 seconds for SCSI devices to settlefirewire0: 1 nodes, maxhop <= 0, cable IRM = 0 (me)
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: firewire0: bus manager 0 (me)
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel:
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: (probe0:ahc0:0:0:0): TEST UNIT READY. CDB: 0 0 0 0 0 0
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: (probe0:ahc0:0:0:0): CAM Status: SCSI Status Error
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: (probe0:ahc0:0:0:0): SCSI Status: Check Condition
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: (probe0:ahc0:0:0:0): UNIT ATTENTION asc:29,0
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: (probe0:ahc0:0:0:0): Power on, reset, or bus device reset occurred
Jun? 8 00:44:31 sv1 kernel: (probe0:ahc0:0:0:0): Retrying Command (per Sense Data)

おそらく今月ぐらいまで不安定な日々が続くと思います。ご了承ください。

FMV-7000NA5のCPUファン修理
FMV-7000NA5のファンが強烈な異音を発するようになったので分解清掃しました。
そのときに偶然見つけたのですがヒートシンクにFoxconnと書いてありました。
MBはFoxconn製なのかなあ・・・
音は多少静かになりましたがグリスをさしていないのでそのうち異音を発するようになるでしょう。
ミニ四駆用のグリスでも買ってこないとなあ・・・

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