2008 年 3 月 15 日

後期PC-486のFDDについて情報公開

Filed under: CMC海賊版,パソコン,日記 — わぴこ @ 5:20 PM

あれから一年・・・欲しいEPSONマシンもコンプに近づきました。
さて、PC-386NoteAのFDDの解析をしないといけなくなったわけですが
ノートなので作業スペースが無いので無理な予感。
というわけでメモ代わりに後期PC-486のFDDについて情報公開します。
不確実かつ非常に危険を伴う情報なのでこの記事の転載は禁止します。
載せたい場合は当記事へ直接リンクしてください。

警告
7,9,11を確実に切断しないと故障のみならず火事の原因となります。

PC-9821Xa(Pentium以降)シリーズの3modeFDD
を使いまわすための情報を公開します。
ケーブルの改造は以下のとおりです。
1,3を入れ替え
2,7,9,11,27を切断

この状態で1.44MB,1.2MB,1.2MB(EQUITY),720KB,640KBについて
PC-486MU+SONYのMPF520-F+EPSON版MS-DOS 5.0にて
フォーマット,システム転送,システム起動、スキャンディスク
を実行したところ2DD(720KB,640KB)にて問題発生。
2DDは動作が不安定でした。

FDD側の2ピンをグランドに落としてみるテスツ
V166で検証してみたところ9821と486ではDensityの解釈が逆のようです。
PC-9821 2DD->L 2HD->H / PC-486 2DD->H 2HD->L
そこで2ピンをグランドに落としてみました。

でテストしたところ2HDは不安定でした。
640KB,720KBともに読み書きフォーマットも完了しました。

2DDの時だけ2ピンをグランドに落とすスイッチをつければいいかもしれません。

私的研究(486MU+内蔵FDD)
1.2MB?1.2MB(E) 1->H 2->L
1.44MB        1->L 2->L
640KB 720KB  1->H 2->H
2ピンを切り離してテストしたところ電圧の変化はありませんでした。
抵抗を測ってみると変化がありましたので9821とは制御の方法が異なるようです。
結線すると上記のように変化します。

わっぴーのあくまでも参考情報♪
PC-9821 V166の2ピン
2HD -> H
2DD -> L
2ピンを切り離してテストしたところ本体側の電圧が変化したので
本体からの指令によって切り替えている模様

というわけで研究結果からNOT回路もどきを2ピンにはさんでみました。
01010014.JPG 486fdd_den.gif
するとうまく自動で切り替わるみたいです。
FDD側の電圧が2HDと2DDで変化しました。
本体側の電圧は2DD時に0.7V程度しかでませんでしたが
2HDの時に0Vに近づくのでおそらく切り替わっていると思われます。
486fdd_den2.gif 原理はこうです。
2HD時には本体側の抵抗値が落ちるので電源の5Vはトランジスタではなく
本体側へ流れていき、0V近くになります。
そうするとFDD側の5Vはトランジスタ経由で接地されないので2HDと認識します。
2DD時には本体側の抵抗値が上がるので電源の5Vはトランジスタに流れていきます。
そうするとFDD側の5Vがトランジスタ経由で接地されるので0Vに近づき2DDと認識します。
この方法は確実な方法で検証されていませんし
色々な意味で危険なので安易に真似しないでください。
抵抗をはさまずに電源の5Vを印加するとおそらくFDCが壊れます。
うーん、これだとEPSON仕様のFDDと同じケーブルに同居させると
矛盾が生じる可能性がある予感・・・

一応MS-DOS 5.0で選択できる全モードでテストしましたが問題は無いみたいです。
起動試験だけですが別のドライブでも読めることを確認しました。
FD-1148Tも引っ張り出してきて起動と読み込みとスキャンディスクだけテストしました。
まあとりあえずこの世にある9821のFDDが全滅しない限り安泰な環境にはなりそうです。

2台目は1,3を入れ替え10,12を入れ替えれば使用できると思います。
2台目については未検証です。

5インチのFDDの内蔵
FD-55GFRでテストしたところ
(FD-55GFRではジャンパーLGをショートしないと
2HD,2DDの切り替えがうまくできません。)

5インチのFDDを内蔵するには1,3,7,9,11,27を切断すればOKでした。
フォーマットの選択でなぜか1.44MBが選べますが当然失敗します(笑
2HD,2DDともに読み書き、フォーマット、システム起動が出来ました。
ただし、全セクタのチェックはしてません。

完全な検証とはとてもいいがたいので動作の保証はしません。
情報のご利用は自己責任において行ってください。

今回はトラ技はピンアサインを調べるために読んだだけだっなあ
まあ読んだところで理解できないわけだが・・・(笑?
次はAT互換機のFDDをほぼ完全に動作させる研究を
しないといけないかも(絶対無理

私のPC-486MVの写真を公開♪
実は中身はPC-586RVです(爆?
01010007.JPG?01010010.JPG?01010011.JPG

にちゃんねるのスレ
安定した状態で鯖を譲渡するには全フォーマットするわけにはいかないでしょうから
情報漏洩を防ぐには手間もかかるしその割にリスクも高いですよね。
むやみにOS入れ替えなんてやったら不安定になるかもしれません(笑
触らぬ神になんとやら・・・です。

>>242氏
壮絶情報漏洩祭りの予感・・・ですか?
残念ながら私にはそんな技術も知識も無いので無理です。
ほげほげして中身を見てパズルを組み立てる作業なんて気が狂うので嫌です。
データベースがバイナリだったらまず無理です。

2 Comments »

  1. こんばんは。
    私も半月前からエプソン機のFDDの代替可能性について調べ始めました。
    http://ematei-web.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/risaikuru/gwbbs.cgi?mode=solo&target=20837
    PC-98の3.5インチFDDを使っての2DDメディアの読み書きには失敗していました。
    動作が不安定どころではなく全く動作しませんでした。
    あとで追試させていただこうと思っています(もちろん自己責任で)。

    コメント by 総額7600円 — 2008 年 3 月 16 日 @ 6:22 PM

  2. 総額7600円さんこんばんは。
    今日はAT互換機のFDDに挑戦してみましたが1.2MBだけしかだめでした。
    AT機側の情報が無さ過ぎるのでこれ以上は無理でしょう。

    リンク先の掲示板を読ませていただきました。
    10,12番の入れ替えはしてませんが一応動作しています。
    もっとも2台つなぐケーブルを作っていないのでその辺はあいまいですが・・・
    FDDケーブルを大量に仕入れたときには実験してみようと思います。

    Density信号は無視しても動作することもありますが
    基本的に不安定になるみたいです。

    例のやばい回路は300Ω~1KΩほどの抵抗と2SC1815で試作しました。
    FDCに悪いかもしれませんのでテストする場合は1台捨てるつもりで
    がんばってください。

    ジャンクの486RSのMBが生きていればもっとやばい実験も出来るのですが
    残念ながらチップの足がたくさんつぶれて修復不可能なので・・・(T.T)
    (外部FDDに対してDensityを食べさせたりDS3,4を引き込んでみたり等)

    コメント by わぴこ — 2008 年 3 月 16 日 @ 7:21 PM

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