草の根BBSわっぴーねっつ
昔のパソコン通信をしてみたい方へ
アクセス方法
telnet://wapiko.jp:8087/
現在のわっぴーねっつはKTBBSではなく独自のプログラムで動いています。
ログインとログアウトくらいしか実装されていませんが雰囲気だけなら味わえます。
teraterm等でアクセスできます。漢字コードはsjisです。
ここからは昔話 開設したい人向け
現在はTurboPascalが無料で手に入るのでKTBBSの改造が必要になったらぐぐってみてください。
開設秘話
これからKTBBSでTelnet経由で草の根BBSを開く方は参考になるかもしれません。
1.Telnetへの対応
KTBBSをTelnet経由で接続させるためにはTelnet <-> RS232Cのデータ転送をしてくれるソフトがないといけません。
私はsredirdを使用しました。sredirdはLinux等で動作する上になんといっても無料なのです。
Windows上で仲介するソフトはシェアウェアばかりなのでただでやりたいひとは重宝するでしょう。
とりあえずこれさえ用意すれば最低限接続することは出来ます。
もっともRS232Cのリバースケーブルが必要ですが・・・
とりあえずこれで使えるようにはなりますがまだ不便です。
しかしここから先はプログラミングが必要となります。
2.回線が切断->ログアウトしない件について
実は上記ソフトを使用して接続は出来ますが切断は出来ません。
ログアウトをせずにTelnetの接続を切るとログインしたままとなり次の人はログインせずに
前の人の状態を引き継いで悪いことし放題ということに・・・うへへへへへ(マテ
そこでsredirdを改造してモデムをエミュレートしてしまいましょう。
KTBBSの改造なしに完璧に使えるようになると思います。
参考文献を読んでがんばって改造してください。
私はプログラミングはさっぱりなので無理ですが・・・。・゚・(ノД`)・゚・。
なお、KTBBS側の設定はダイレクトではなくモデムに変更してください。
もし改造してもうまくいかない場合は
RS232Cのリバースケーブルを作り変えてしまいましょう。
うちで使用しているケーブルの結線です。Wikipediaを参考にしました。
emagic UNITOR8等付属のケーブルだとそのまま使えるみたいです。
AT機用のリバースケーブルは持っていないので無改造で使えるかはわかりません。
WWWサーバー(AT) KTBBSホスト(PC-98×1) 1:DCE 2:RxD ———– 3:TxD 3:TxD ———– 2:RxD 4:DTR ———– 8:CTS ‘– 1:DCE 5:GND ———– 5:GND 6:DSR ———– 7:RTS 7:RTS ———– 6:DSR 8:CTS ———– 4:DTR 9:RI |
以下は多分モデムのエミュレーションをした場合は必要ありません。
現実的な選択肢としてはsredirdでモデムエミュレーションをするのが一番です。
3.ログアウトしたら自動でTelnetの接続を解除するには
sredirdを改造しましょう。
とりあえず私の場合sredirdは一文字ずつ処理するようなのでKTBBSも改造して
切断時に制御文字を仕込み、それをsredirdが検知して回線を切断するようにしています。
ただしバイナリデータの転送が出来なくなります。
4.せめて.自分のPCからは普通のリバースケーブルでつなぎたいよ~~
モデムかTNCの処理をダイレクトの処理に書き換えてしまいましょう。
5.接続しても何もでないわけだが・・・(汗
エンターキーを押さないとログイン画面が出てきません。
KTBBSのIO.PASの
until recvchar = #$0D;
を
until cts;
に変えるとTelnetで接続したときにログイン画面が出るようになります。
私のようにKTBBSの方をいじるのは効率がいいとはいえないので
あまりおすすめできません。
参考文献
tel2comで、草の根もtelnetに対応させよう
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2647/bbs/bbstelnet.html
tel2com
http://www.nanshiki.co.jp/share/tel2com.html
RS-232C – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/RS-232C
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