2009 年 4 月 2 日

PC用ATS制御基板の回路図

Filed under: 日記,鉄道 — わぴこ @ 10:32 PM

ATSベルとBZ21形警報器(ATSチャイム)をパソコンから制御する基板の回路図を作りました。
私が使っているものとはだいぶ違いますがとりあえず適当に作って載せておきます。
動作の検証などはしていませんので一度検証してから組み立ててください。
回路図が間違っていても私は一切責任は取りません。補償もしませんYO!!
いろいろぐぐってから作るといいでしょう。
   

基本的にはシリアルポートの制御線を使って制御しています。データ通信は一切していません。
データ通信をするとなると難易度が跳ね上がるだけでなく部品点数も増えてしまいます。
その代わり自由度も比較にならないくらいあがります。
制御線の本数が2本しかないのでさらにATS-Pなどをつける場合はデータ通信が必要になるでしょう。
MAX232互換のICで信号レベル変換(論理も反転するので注意)を行って74LS07経由でリレーを駆動しています。
MAX232互換ICは最近流行の死門のHDDのロック解除の際にも使うので持っておくといいです。
私もBarracuda 7200.11 ST31500341AS 1.5TBを抱えているので少しは安心??

ソフトウェアは自分で組んでください。VC++ シリアルとかでぐぐれば正解が見つかるでしょう。
これでBVE4やOpenBVEでATSチャイムを鳴らすことができると思います。

注意事項
ATSベルとATSチャイムは必ず電源電圧が同一のものを使用してください。
(ATS警報器 24形と24V用BZ21形警報器 もしくは ATS警報器 100形と100V用BZ21形警報器)
BZ21形警報器の見分け方
 100V用には表にでっぱり(小さい箱)があります。 24V用にはありません。
パネルに電圧が載っていますので確認してください。
制御基板の電源とATSの電源は分離してください。
ちなみにグランドを共通にしたら漏電遮断器が落ちました_| ̄|○
100VのATS機器を使用する場合
リレーの規格に注意してください。DC100Vに耐えられるリレーを使いましょう。私は使ってませんが・・・
100Vの電源はトランスを使用して作ったほうが安全です。
 
-はマイナスGはATSベル側の++100VにはATSチャイム側の+をつないでください。
24V仕様のものと結線が違うので気をつけてください。 
私は+100Vの左に見えるにある赤い線をGにつないでGにATSチャイム側の+をつないでます。

おまけ(ATSとは無関係な話題)
某動画に使った警笛は長いほうはEF66-48の汽笛で短いほうはEF81-411の汽笛です。
3月11日のふじぶさ車内で録音したものです。
電圧計・電流計はATSのランプと連動していますが無意味な存在です。
電源につなごうと思わなかったわけではありませんが電源につなぐのがめんどくさかったので(笑

追記:某動画その3の裏話はこちらで読めます。

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